【新築リアルタイムレポート】ご家族の“日々の生活”を詳細に考えた木の住まい③~唯一無二!手仕事が生む造作の“廻り階段”~

新築施工状況について情報をお届けする【新築リアルタイムレポート】!

こちらの記事では、現在進行形で進めるお家づくりについてご紹介してまいります!

7月に着工してから早くも4か月以上が経ったD様邸!

7月20日に建前(上棟式)を執り行ない、外壁工事や床板施工、キッチンの取り付けを終え、間もなく完成の時を迎える頃となりました。

今回は、“造作の廻り階段”についてお届けします!熟練の職人のなかでも特に腕のある大工にしかできない廻り階段は、手刻みにより加工されるため匠の技巧が光る一点物です!

これまでの【リアルタイムレポート】と合わせて、新築が完成していく工程をぜひお楽しみください♪

★ご家族の“日々の生活”を詳細に考えた木の住まい①★

★ご家族の“日々の生活”を詳細に考えた木の住まい②★

廻り階段の取り付け

廻り階段とは、昇降の途中でクルッと進む方向が変わる階段のことです。階段の踊り場では30℃または45℃に裁断された三角形の踏み板があしらわれますが、複雑な構造のため設計や納まりが難しいとされる建築工法です。

職人の世界では「階段に墨付け(加工材に目印をつけること)ができれば一人前」と言われるほどに、知識と熟練の技があってこそ施せる階段施工。計算式を導き出した後には木の反りやねじれ、木目や色味のバランスを見つつ加工材に墨付けを行っていきます。

分割前の加工材はおよそ4.2メートルもの大きさがありましたが、職人の手により細かく裁断されて行きます。また差し金という呼ばれる大工道具で綿密に寸法を測り、水平方向・縦方向と徐々に立体的な空間を組み上げて行きます。

最も難しいとされる納まり(つなぎめ)は完璧に仕上がり、丈夫な廻り階段が完成いたしました!

日々の勉強を現場で活かす職人魂

D様邸建設をふくめ、造作の際に私たち職人が深く考え検討する点は、納まりについてです。納まりが不完全であったり施工に不整合があれば“安全な住宅”と言うことができません。

中嶋工務店の職人はその確かな腕が評判を呼び、お客さまからご指名をいただくほどに高度な造作技術を持ち合わせておりますが、それは職人一人ひとりが日々勉強をしていることが礎としてあります。

休日には家具店に足を運んだり、ネットで参考となる図面を見つけたりと、蓄積されるノウハウを現場で活かし、お孫さんの代にまで住み継ぐことのできる最高度の家をつくり上げております。

『すべては、住む人のために。』

D様ご家族の笑顔で溢れる住まいとなるよう、細部にまで技術をつぎ込みお引き渡しの日を迎えたいと思います!

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次回【新築リアルタイムレポート】では、その後の進捗状況についてお届けします!

【新築リアルタイムレポート】では、現在建設中の邸宅の進捗状況をお伝えしております。

新しい邸宅が完成していく様子を随時更新してまいりますので、現場の様子や建設過程などぜひお楽しみください♪

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~手仕事の証。すべては住む人のために~

福井県坂井市の地域密着型工務店

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