雨の時は窓を開ける?それとも閉める?家の湿気対策は効果的な換気から!

年間降水日数全国3位の福井県。1年間で175日、おおよそ2日に1回雨か雪が降る福井では、湿度も高くなりジメジメとした空気を感じやすい土地だと言えます。

湿度が上がる雨の日ではとくに湿気が溜まり、室内はカビの発生やダニの繁殖などトラブルに見舞われることも…

雨天時では家の中の湿度をできるだけ下げるため上手な換気をしたいものですが、湿気を逃がすためには家の窓は開けるべきなのでしょうか?それとも閉めるべきなのでしょうか??

今回は雨天時の室内湿度を下げるため、効果的な窓開閉のタイミングについてご紹介します!

雨が降っているとき“窓は閉めておく!”

雨天時には室内にこもった湿気を外に出そうと、窓を開ける方もいらっしゃると思います。

しかし、実は雨が降っている際には【窓は閉めておく】ほうが室内湿度を上げずにいられるのです!

雨天では空気中に大量の水分が含まれ外の湿度は70%を超えます。外が高湿度である環境では、家の窓を開けた場合空気中の水分が一気に室内へと流れ込んできます。つまり外より湿度の低い室内では、湿気をさらに取り込んでしまうという結果に。

こうした湿度変化の様子は、お風呂あがりの脱衣所付近をイメージすると分かりやすいかもしれません。お風呂から出たあと、多くのご家庭ではバスルームの扉を閉め換気扇のスイッチを入れたり、窓を開け湿気を逃がすと思います。

仮にお風呂使用後に扉を開けたままでいると、バスルームに溜まった湯気が脱衣所に広がり周辺は一気に水蒸気で充満…。すると壁や床にはカビが発生しやすい環境が生まれトラブルの原因となります。

空気中の水分量は多い所から少ない所へ移動することを念頭に、換気の工夫で湿度を調節することが大切ですね。

外の湿度が60%程度になったら“窓を開ける!”

人が快適だと感じる湿度は40%~60%だと言われています。窓が開けられない雨天時には除湿器やエアコンの除湿機能を使用し、またクローゼットなど風通しの悪いポイントでは、サーキュレーターを利用するのも◎

風を送り込み空気の流れをつくりだすことで湿気を飛ばすことができるサーキュレーターは、コンパクトで持ち運びもできるため、押し入れや北側の部屋など様々な個所で役立ちます。

降り続く雨では窓を閉めておく方がベストである一方で、窓を開け換気をするタイミングは外の湿度が60%程度まで下がったときがオススメです。その際には対角線上にある窓など2つ以上の窓を開口し、室内に風の通り道ができるよう意識すると効果的に湿気を逃がすことができます!

年間降水日数が全国上位なのに加えて、年間の平均湿度が全国第2位の福井県。

高い湿度がカビやダニ、ウイルスのリスクをもたらすからこそ、上手に対策を講じることが大切になります。窓の開閉や換気システムの導入など状況に応じた湿度対策で、快適な室内環境を保っていきましょう!

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