坂井市の家

~思うがまま、の家づくりを肌で体感~

家づくりの記憶。それは大工さんと直接コミュニケーションをとり、一緒になって造作していったこと。

私たちの家づくりでは基本的な設計プランは決まっていたものの、建てていくなかで「もっとこうしたいな」と願いが膨れあがりました。都度柔軟に対応いただき完成した家は、本当に“思うがままの住空間”となりました。

多様なこだわりを取り入れた木の家。

なかでも一番のお気に入りは、大工さんのアイデアから生まれた、カラフルな珪藻土の壁です。

玄関に入り正面には、華やかなローズピンクを。

リビングの天井には落ち着いたダークグレーを。

寝室には大人っぽいブラウンを。

吹き抜けを見下ろす二階スペースの壁には、淡いオレンジの配色を。

モダン和室のシンプル屋内に、遊び心を施すことができました。

感動する暮らしの動線設計

その他にも、願いがカタチとなった場所は随所にあります。

キッチン裏に設置したマガジンラックは、棚を手前に倒せば雑誌の収納スペースに!

家事をこなす日々を考え水回りの設計を要望しましたが、洗い終えた洗濯物を物干し場に持っていく、流れるような動線には暮らしやすさを感じます。

実は、住み始めてしばらくはあまりにスムーズすぎて気づかなかったのですが、よく考えてみると本当に効率が良いのです。

朝起きて、寝室横のトイレへ行き、洗面所で顔を洗う。そして脱衣所を経てリビングダイニングへ。

「まさかこんなに暮らしやすいとは!」と、家族で感動しています。

木の個性を生かした手刻みの家

家の顔とも言える玄関にも大きなこだわりが。

夫は長男なのでいずれこの家が本家となり、正月や盆などの行事では親せきやご近所の方が集まります。来客が多いこともあり広い玄関を構えるも無味乾燥では寂しいところ。この想いを中嶋工務店に投げかけました。

すると、「横スリットのある扉で仕切った家族用の脇玄関を設けては?」と提案いただき、何とも言えない趣ある空間が完成しました。

熟練の技が光る入母屋屋根の佇まい。

注文した以上に完成度の高いリビング。

住み続けて出会う感動に、心からわくわくする日々です。